あけぼの学習会

山口県

体験学習の企画・運営

体験や経験を通して身につける「生きる力」

変化の激しいこれからの社会を生きていくには、知識だけでなく、自ら考え、創造し、行動する力が必要だと言われています。「知・徳・体をバランスよく育むには、地域社会の協力が不可欠なんです」。そう話す平田ご夫妻と、地域教育について考える中で始まったこの企画。机に向かっての勉強だけでなく、体験を通して学ぶことの大切さを伝えるために地元企業とタイアップした体験学習を行いました。

あけぼの学習会とは?

教育は家庭だけでするものじゃない。地域社会、皆でするものなんだ”をコンセプトに、幼児の体操・勉強指導から小中学生の個別指導までを行う、山口県宇部市の学習塾。成績アップだけでなく、生きるための土台となる基礎習慣の習得に力を入れている。


体験を通して得られる”気持ち”を大事に

「教育は親だけがするものではなく地域社会、皆でするものだ」という考え方に共感し、ブランド設計からお手伝いしていました。あけぼの学習塾の方針について話を伺う中で、よく登場する「生きる力」という言葉。「勉強で身につけるのは知識や学力。それだけでは、生きていけません。”楽しい!なぜ?できた!”など、体験を通して芽生える”気持ち”こそが行動のきっかけであり、その積み重ねが人生となります。学んだことを活かせる場面を増やし、問題解決能力を養ってくれたら嬉しいですよね!」と話す平田社長。その想いに共感する地元企業探しから、一緒に始めました。


まるキングからの挑戦状

”ワクワク”を刺激する
スーパーが舞台の体験学習

山口県全域でスーパー「まるき」を展開する株式会社丸喜様全面協力のもと、スーパーの裏側に迫る謎とき体験学習を行いました。

授業で使うような問題集では、子どもたちのワクワクは刺激できません。

スーパーのマスコット”まるキング”から突然、届いた招待状…そのしもべであるねこちゃんに導かれ…

立ち入り禁止の場所に入ってみたり、知らないお客様のレジ打ちをしたり、店内放送でアナウンスをしたり…子供たちだけでなく、保護者もハラハラドキドキな体験となりました。

参加した保護者の声

  • 見たことがない我が子の真剣な表情に涙が出そうになりました。
  • お菓子コーナーまっしぐらだった子供たちが、店員さんのお仕事を観察するようになりました。
  • お野菜の販売体験を通して、家庭での食事の意識が変わったように思います。
  • 何気なく通っていたまるきさんの舞台裏を知れて、大人も楽しめる体験でした。
  • このような日常的な場所での体験学習はもっと増やしてほしいです。

体験学習を振り返って

小学生の頃に体験した、写真スタジオでの実務研修の記憶が鮮明に残っています。お客さんではなく、お店の人になるだけで、大人になった気持ちになり、社会の見え方が変わったような体験でした。過疎地だったということもあり、家族以外の大人と接する機会が多い環境で育ったのですが、その環境の有難さに気づいたのは大人になってからでした。大人の問いかけ一つで、子供たちの気づきは大きく広がります。最近は、核家族化が進み、おじいちゃんおばあちゃんですら、なかなか会えないご家庭が多いです。そんな時代だからこそ、私たち大人がもっと協力して、子供たちのキラキラした好奇心の芽が育まれやすい地域社会づくりに取り組んでいきたいと思っております。


株式会社あけぼの学習会
  • Client

    株式会社あけぼの学習会

  • Partner

    株式会社丸喜, 一代目 豊, 上田農園NPOあとう(あとう観光協会), ガイアエグザクション株式会社, 株式会社インテリア, 紅葉, 株式会社M・T・C, 株式会社ローズ, サブロクイメージワークス株式会社, てしまの苗屋, 花の海, ベラミアネックス, ポレポレカフェ, moon flower, 若者クリエイティブコンテナ

  • Responsible

    Planning,Branding,Produce,Direction,PR,Design,Web,Graphic, Event